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2023/05/31(水)

お勧め調味料〜加熱用油編〜

カテゴリー:おすすめ調味料, 体質改善

 

今回からは具体的な調味料の選び方やおすすめのものを紹介していきます

初めは最も重要な油です

 

なぜ重要かというと細胞の膜を形成したり(フィルター機能を果たしますので悪いものは細胞内にいれずいいものを中に入れるようになります)、油に栄養素が溶け込んでいたり、他の栄養素を保護し栄養の吸収効率を上げてくれたりするからです

油によって炎症を起こしやすくしたり逆に抑えてくれたり、記憶力をよくしたり悪くしたりなど油がもたらす影響は非常に大きいです

脳の60%は油でできていると言われています(除水分状態での話です)

 

 

油に入る前に

同じ”あぶら”にも油、脂、油脂など似たような言葉が存在していますので簡単に触れておきます

正確には明確な分け方というのはありませんが

・・・常温で液体で植物由来のものが多い

・・・常温で個体で動物性のものが多い

油脂・・・加工したりして食品や化粧品、工業製品などにも使用される

簡単な分類ですが参考程度に覚えておいてください

 

今回の調味料としての油は大きく分けて2つ

一つは加熱用(炒める、揚げるなど)の油

二つ目は非加熱(ドレッシングなど)の油

について触れていきます

 

まず今回は加熱用の油です

なぜ加熱用の油と非加熱用の油で分けて考える必要があるのかというと

油は高温状態になることで【アルデヒド】という有害物質が出てくる可能性があります

このアルデヒドの分泌が少ない油を加熱用に使うのをお勧めしています

 

油と一言に言っても色々な分類分けがあります

成分によって分けた分け方

これをなんとなくでいいので覚えておいてください

①飽和脂肪酸

②不飽和脂肪酸

専門的に言えば炭素の結合がしっかりしているかしていないか?

という話になるのでここではノータッチでいきます

 

①飽和脂肪酸

通常、個体のことが多いです

ラードのイメージが強いため、動物性をこれに分類されるという方もいますが、ココナッツオイルも飽和脂肪酸に分類されます

実際に動物性油に多いのは事実です

動物の体温は人間よりも高いと言われていますので、人間の体温では固形化されやすく、体への悪影響が出ることが指摘されています

食事中で過剰に摂取されると、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)のレベルを上昇させ、心血管疾患のリスクを増加させる可能性がありますので取りすぎには注意が必要です

 

適応量であれば加熱用として最も良いのは事実です

植物油ができる前はラードが主流でした

でも今ほど炒め物や揚げ物は食べていませんのでそれでもよかったらしいです

でも今は違います

ほぼ必ず油を使ったものが食卓に並びます

なので普段使いでラードを使ってしまうと取りすぎになってしまうらしいので注意してください

(ラードの1日の使用目安量を調べても明確なデータはありません。もし見つけた方は是非教えてください)

 

飽和脂肪酸はさらに短鎖・中鎖・長鎖の飽和脂肪酸に分類されます

中鎖脂肪酸で有名なのはMCTオイルです

MCTオイルは加熱用ではなくオメガ3と同じような摂取方法になります

これは飽和脂肪酸でも常温で液体です

腸の機能が弱い方の思う方はMCTオイルおすすめです

 

 

②不飽和脂肪酸

通常、液体のことが多いです

よく聞くオメガ◯というのはこちらになります

オメガで有名なのは3、6、9ですね

この中で揚げ物や炒めものなどの加熱料理に使うのに適しているのが

オメガ9です

オレイン酸と表記されていることも多いので両方覚えておいてください

 

オメガ9系に含まれている油はオリーブオイル、アボガドオイル、菜種油、米油(オメガ6という人もいる)などです

オリーブオイルを使っている方は比較的多くいらっしゃいますね

オリーブオイルの選び方も非常に難しいんですが、サラダ油とかキャノーラ油とかを使う方に比べたらよっぽどいいので困ったらオリーブオイルに手を出すのもいいかと思います

 

僕のお勧めは菜種油です(キャノーラ油も菜種ですがこれはダメです)

オリーブオイルの方が含有量のデータを見るといいのですが、やはり質の問題を考慮していくとオリーブオイルのいいものはお金がかかります

費用対効果を考えるとお勧めするのは菜種油かなと思います

お金がある方はぜひオリーブオイルを選びましょう

※オリーブオイルは風味も付きますのでその辺の好みもありますね

 

菜種油の中でも一番搾りと書かれているものを選んでください

だいたい一番搾りと書いてあるものは圧搾法などが書かれている事が多いです

【菜種油で一番搾り】

これを基準に選べばかなりいい油です

 

オメガ9は熱に強く酸化しにくい油とされていますので大容量のものを購入してもらっても大丈夫です

熱に強いとは言えコンロの下に保管するのはやめた方が良いですのですこしコンロからズラした所に保管するようにしてください

 

平尾家でよく使うのはこの油です

菜種油であり一番搾りで圧搾により抽出してますのでおすすめの一品です

浜松の方であればビオ・あつみに行けば売ってます

1350gで約1300円でした

今は値上がりしているかもですが

それなりの値段のものを使っていますが、我が家は揚げ物をすることはほぼないので

そんなたくさんの量を使うことはありませんので

これ1本で数ヶ月で余裕で持ちます

(僕の中では揚げ物は嗜好品ですので贅沢するときに食べるもの、食べたら贅沢できたという認識でいます)

 

数ヶ月で1300円なら高いとは思いません

お菓子を1週間に1個我慢すれば余裕で元が取れます

僕はお菓子を頻繁に食べている人の方がよほどお金使ってるなと思います

 

お菓子代とかアイス代とかデザート代が月にいくらなのか計算してみてください

すごい買っているのがわかるかと思います

それに比べたら1300円なんて安い買い物です

 

 

本音を言えば僕もいいオリーブオイルを使いたいなと思ってます

オリーブオイルの風味も好きなんですよね

でもまだまだ手が出るお値段ではない・・・

たまにのご褒美で買う程度です

 

 

今は縁あっていただいたので米油使ってます

こうゆうのもいただいたりしたら使います

食育を学んだ協会でもプレゼントなどあるのでもらう事がありいろいろなものを試したりもしています

 

次はオメガ6について

オメガ6はリノール酸とも表記されます

 

これは日常生活において摂取しすぎていると言われていますので

どうやって控えるのかを考える必要がある油です

オメガ6はサラダ油、ごま油、米油(オメガ9という人もいる)、大豆油、ひまわり油、コーン油などです

意外と摂ってないよ!

という人もいるかもしれません

 

これらの油は成分表を見ると「植物油脂」と書かれています

成分表を見てみるとわかりますが多くのものに植物油脂が使われています

チョコなども植物油脂でできてるんです

お菓子を多く食べる方はオメガ6を過剰摂取していると思った方がいいです

 

オメガ6を過剰に取りすぎると生活習慣病を促進します

基礎疾患となる高血圧や高脂血症、高コレステロール血症はもちろんの事

糖尿病、認知症、心疾患、脳血管疾患、がんなどの重大な病気への関係性も指摘されています

 

意識をして摂取量を減らすようにしましょう

 

オメガ6は加熱してもいいよ!

という感じです

ただ摂取量が多くなりすぎる傾向にあるので使い過ぎには気を付けてください

基本はオメガ9を使うことをお勧めします

 

 

そして次はオメガ3です

αリノレン酸とも表記されます

これは亜麻仁油、えごま油などです

オメガ3を基にEPAやDHAが作られますので青魚を摂る事もお勧めです

オメガ3は体内で作り出す事ができない油ですので食事から摂取する必要があります

 

しかし

オメガ3は加熱には適した油ではありませんので絶対に加熱用油としては使わないでください

 

オメガ3、6、9それぞれで分類分けをしましたが、全てにおいてそれぞれの油の成分を含んでいます

オメガ9の含有量が多いものを選ぶようにしてみてください

 

最後にまとめます

加熱用油でやるべきことは

飽和脂肪酸を使うなら取りすぎないこと

お勧めはオメガ9系でお金がある方は良質なオリーブオイル、費用対効果を優先するなら良質な菜種油を使いましょう

 

もしサラダ油やキャノーラ油をお使いでしたら今すぐ捨てて新しいものに変えてください

 

それくらい体に悪いものなんですよね

 

 

では次回は非加熱油のオメガ3についてお伝えしますので楽しみにしていてください

 

 

 

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