2023/05/14(日)
トイレの時に気をつけること
カテゴリー:体質改善
トイレのお話でもう一つお伝えしたいことがありました
それはいきみについて
良い便が出る時はスルッと出るのでほぼいきむ事はないのですが
どうしてもいきむことってありますよね
実は女性の癌の死亡率1位は大腸癌です
癌があると出血をすることが多いのですが
出血があると痔だと勘違いする人が多いのも原因と言われています
痔による出血は硬い便が原因です
大腸癌の早期発見のためにも普段から痔にならない様にすることが大切で
そのためにいい排便をすることが重要です
さででは
いきまなければいけない時にはどうしたらいいのか?
対策をお伝えします
①股関節を曲げること
足台を置いたり少し厚めの雑誌を置いたりして股関節を少しだけ曲げてみましょう
そうすることによって大腸の所にある靭帯が緩み便の通りが良くなるので出しやすくなります
足台や雑誌がない場合は
思い切り前傾姿勢を作ってください
前屈みになることで便が出やすくなります
②S状結腸への刺激
S状結腸に刺激が入ることで排便反射が促されると言われています
S状結腸は下腹部の左側です
下の画像の赤丸の所をグーで押していきましょう
強めに押してもらって大丈夫です
力が入りにくい方はグーを作って丸の所に当てて思いっきり前傾姿勢を作っていきましょう
反射によって出やすくなる事があります
それでも出ない時はいきみやすい姿勢を作りましょう
③いきみやすい姿勢
1.前傾姿勢(①の姿勢です)
普通に座っているよりも前傾姿勢の方がいきみやすいです
2.逆にのけぞる
のけぞることで力が入りやすくなります
3.最後はのけぞりながら両手を開いて壁を押すし
力が入りやすくなって便が出しやすくなります
これは少しコツも入りますが力を身体全体に入れる様な感じですね
まずは便を出し切ることと我慢しすぎないことを意識していきましょう
便をしっかり出すことが健康な身体を作る基礎となります