2020/07/19(日)
手を伸ばした時の急激な腰痛は実はぎっくり腰!!
カテゴリー:ぎっくり腰
こんにちは!
浜松市で慢性腰痛専門整体院 松華-SYOUKA-院長の平尾です
本日は【ぎっくり腰】についてのお話です
ぎっくり腰はクセになるとか繰り返すとか言われますが
本当にそうなのでしょうか?
私の考えではぎっくり腰はクセでも繰り返すものでもありません
しっかりと原因を知り対処の方法を知ればそんな負のループから抜け出す事ができます
このブログを最後までご覧いただければこの理由が明らかになります
ぎっくり腰とは
ぎっくり腰とは正式には【急性腰痛症】と言います
字の通り急に起こった腰痛のことすべてを指します
欧米ではその急激的な激痛を【魔女の一撃】と表現します
wikipediaより
この中で一般的にぎっくり腰言われるものは以下の動作を引き金とするケースが多くあります
・くしゃみ
・ものを持とうとした
・下に落ちた物を拾おうとした
・手を伸ばした
・前かがみの姿勢をとった
・勢いよく起き上がった
・しばらく座っていた後に立ち上がろうとした
・体をひねった・振り返った
ぎっくり腰はクセになると言われており、3ヶ月〜半年または1年くらいすると再発するケースが多く見受けられます
※ぎっくり腰は正しく対処すればクセにもなりませんし、再発もしません
ぎっくり腰の症状
何と言っても急激な腰の激痛です
ほぼこれだけと思われます
症状は痛みだけですが、これによる弊害はかなり大きいです
腰の痛みが強すぎて
身動きが取れなくなったり
立っていることすらままならなくなったり
手を着かなければ歩けなかったり
腰に全く力が入らなくなったり
自然と腰に手が入ったりします
その結果
仕事をすることは不可能となり
日常生活を営むことすらままならなくなります
ぎっくり腰の原因
実はぎっくり腰の原因は多岐に渡ります
しかし、それを一言で表すならば【全身の疲労】です
全身の疲労が溜まりに溜まりそれをすべて腰がかばっていた!!!
その腰すらもかばいきれなくなった時にぎっくり腰は起こります
では実際に【全身疲労】というのはどのような方がたまりやすいのか?
下記にまとめました
当てはまる方は注意が必要です
・ストレスが溜まっている
・緊張しやすい
・寝不足である
・睡眠の質の低下
・夜中に起きてしまう
・運動不足
・身体が硬い
・同じ姿勢をとる事が多い
・食事栄養バランスが悪い
・水分不足
・便秘
・冷え性
・糖尿病
・高血圧
・高コレステロール・脂質異常症
ぎっくり腰がクセになり繰り返す理由
一般的にはぎっくり腰は2日〜4日の絶対安静
そして1週間〜2週間程度で改善すると言われています
しかし、恐ろしいことにそれが半年もしくは1年周期で再発する人
早ければ3ヶ月に一度のペースで再発してしまう方まで存在するのが事実です
これはなぜなのか?
それは【痛みという症状】が出なくなっただけであり、【疲労が溜まる原因】を解決したわけではないからです
痛みは確かに数日〜数週間安静にしていれば出なくなると思います
しかし、根本原因が改善されていないので、再発することは目に見えています
根本原因を見ていくことで再発しない身体を作ることが出来る
根本原因を見ていく時に大事なことは大きく分けて3つです
①身体の外側の問題
⇨筋肉や関節、姿勢などの問題
②身体の内側の問題
⇨血液の質の問題
③考え方の問題
⇨物事に対する捉え方や処理の問題
これら3つを解決していくことで再発しない身体を作る事ができます
ぎっくり腰の対処法・再発させない方法
根本原因を見ていく時の3つの大事なことを少し掘り下げていきましょう
①身体の外側の問題
これは本来、ヒトの身体の構造は全身の筋肉や関節が連動し合うことで、負担を最小限にした動きの実現を可能とします
そしてそれぞれの関節には役割があり、身体を固定させる関節と身体を動かす関節に分かれます
身体を固定させる関節
・膝
・腰
・首(一部動かす関節もあります)
身体を動かす関節
・足首
・股関節
・胸部
・肩・肩甲骨
この身体を動かす関節の動きが悪くなり、固定させる関節が代償し大きく動きすぎてしまっているために起こります
つまり、ぎっくり腰の治療において必要なことは【腰の治療ではなく、身体を動かす関節に対して治療】をする必要があります
腰は他の関節が動きにくくなった際に代償して頑張ってくれていた関節です
何も悪くありません
むしろ優秀な関節です
もしぎっくり腰で「腰の治療」をしている場合は再発のリスクが飛躍的に高くなります
②身体の内側の問題
原因のところでもお伝えていますが、内科系の疾患を有していると発症リスクが高くなります
それらは日頃の運動習慣・食事習慣からきます
血液がドロドロになったり、血液の量自体が少なくなると血流の低下を招き疲労が溜まりやすくなります
バランスの良い食事を心がけましょう
運動習慣は
1日30分の運動
これを1週間に3回やるといいとされています
ぎっくり腰を改善されるストレッチはこちら
また、水分摂取量にも気をつけましょう
血液の半分は水分です
水分を取る際は水が好ましいです
糖分やカフェインが入っているものはなるべく避けるようにしましょう
理想の摂取量は体重の3〜5%と言われています
③考え方の問題
ストレスの原因になるものです
結果は一つ解釈は無限と言われます
ストレスの原因は実は自分で作り出しています
同じものを見たり、聞いたり、体験しても人によって感想が違うように
感情が変わることでストレスが溜まることもあればたまらない事もあります
捉え方を変える癖を身につけましょう
そのためには物事を客観的に捉える必要があります
客観的に捉えるとは第三者目線という意味で捉えるとわかりやすいです
例えば”仕事の遅い人”がいたとします
これに対する解釈は
・仕事が丁寧
・真面目
・ミスが少ない
・細く見えている
などいろいろな捉え方ができるかと思います
他にも”うるさい上司”がいたとします
これに対する解釈は
・熱心な人
・情熱的な人
・真剣な人
・やる気のある人
・人が嫌がることが出来る人
などのように捉え方を変えてみましょう
物事の解釈はあなたが決められます
ストレスの溜まる捉え方よりもたまらない捉え方が出来るとかなり変わります
そしてこれらが解決されてくると
睡眠に関する問題が解決されてきますのでゆっくり深く寝ることができて疲労の回復に役立ちます
整体に通うまでの応急処理
まずは下記5点を意識してください
①激痛で動けない方でコルセット(市販のものでも可)をお持ちであるならば
痛みが引くまでの間は必ず付けてください
②移動時に痛みが強ければ四つ這いでの移動でも構いません
③必要最低限の活動に抑え、基本的には安静にしてください
安静にするとは横になって寝ているということです
④座ることが一番良くありませんのでお気を付けください
⑤可能な限り水分摂取をしてください
なるべく常温の水、お白湯が良いです
ぎっくり腰になってしまったら数日間は仕事を休むのが良いです
ぎっくり腰を改善させるストレッチはこちら
少しでも早くぎっくり腰を治したいなら
整体院松華-SYOUKA-は元理学療法士の院長と管理栄養士がおります
院長は心理学や脳科学を学んでおり
ぎっくり腰の問題となる
①身体の外側の問題
②身体の内側の問題
③考え方の問題
全てを解決することが出来ます
これまでの経験上
ぎっくり腰初日に来院された場合
歩いて帰る事が可能となります
3回目来院時
うつ伏せが取れるようになります
6回〜10回来院時
根本改善
となります
過去にぎっくり腰の経験がある方は
今症状がなかったとしてもいずれ必ず再発しますので、今のうちに根本改善にさせておいた方が良いです
間違いなく痛みも少なく、時間もかからず、お金もかからず根本改善が出来ます
腰痛に関するお悩みは整体院松華-SYOUKA-にご相談ください
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